最近、チェコで寿司や日本料理が大ブームになっている。それはもちろん、いいことであるが、今はどんな小さな中華ビストロでもスシ(「寿司」ではない)がかならずある。それはけして、悪いことじゃないと思うが、やすい味がするものが多くて、初めて寿司を食べた人には、日本食がそのイメージになってしまうので、オススメできない。確かに寿司の専門の店より中華ビストロのスシは安いけれど、そのわりに味も大したことがない。
チェコには寿司屋も多いが、和食の店はかなり少なくて値段も高いので、行くと決めたらもちろん、良い店に行きたいと思うだろう。
日本料理のレストランをいくつかを紹介したいと思う。
まず、他の店と比べて値段がかなり優しい店なら「八雲」という店がオススメである。
ランチメニューとして定食や寿司セットがいくつかがあって、定食なら鶏のから揚げやさば味噌煮や牛丼、ほかにも沢山ある。定食の値段は150コルナ(約750円)から210コルナ(約1050円)まで。
夜になると、レストランというより居酒屋の感じがする。店の定番は串焼きで、塩かタレを注文するときに選べる。メニューには前菜からデザートまで、枝豆、から揚げ、餃子、豚核煮、玉子焼きはもちろん、デザートなら大福や団子、抹茶や黒ゴマアイスもある。
サービスとしてランチメニューのときに飲み物 (水やお茶)はただである。夜の場合はお通しやあがりのお茶も出されている。
再オープンしてから、店の一部は漫画喫茶店にもなっている。
>> 「ヤクモ」の公式サイト
次のオススメは「桂」という店である。
値段は「八雲」より高いけれど、ここにもランチの時に定食がある。が、定食は250コルナ(約1250円)である。夜のメニューも「八雲」と変わらない。
店の雰囲気はレストランのようである。
サービスとして、ランチの時にお茶が出されている。
「桂」にも、ソファで座って、漫画を読めるスペースがある。
>> 「桂」の公式サイト
そして最後のオススメの店は「まし花」である。
「まし花」のランチメニューはヨーロッパ人向きである。いくつかの種類のお弁当が出されて、ヨーロッパ人が日本料理を試すことが出来るようになっている。メインは肉、魚、やから揚げとごはん。おかずとして入っているのはポテトサラダ、味噌汁、など。値段は250コルナ(約1250円)。「まし花」の夜のメニューも「八雲」や「桂」と同じ。オススメのデザートがモンブランである。
ランチのメニューのときに、飲み物はサービスとして出されてないが、お通しが出る。
>> 「まし花」の公式サイト
最近、話題になっている店がもう一つある。「焼く」という焼肉屋だ。
焼肉屋と自分を呼んでいるが焼肉屋よりバーベキューの感じがする。肉を鉄板ではなく、鉄の網の上で焼いている。肉がとても美味しくて、種類も多くて、たれやにんにくの味付けも素晴らしいけれど、値段がかなり高い。一人分は800コルナ(約4000円)をあっという間に超えてしまう。食事のあとでデザートとして出されているサツマイモとチーズも絶品である。
この店の一つの大きい弱点は定員さんでいる。最初に焼き方を教えてくれるのはとてもありがたいが、自分で焼いているときにいきなり定員さんが来て、お客さんのトングをいきなり取って肉を勝手にいじったりする。それだけが残念だ。
>> 「焼くBBQ」の公式サイト